股関節脱臼の原因として考えられることは複数ありますが、産まれる前の要因としては、骨盤位、双角子宮、多胎、子宮筋腫、羊水過小などが関わっていて、胎児の不良肢位が発症につながると考えられます。 ですが、産まれた時に股関節が脱臼しているという事は極まれで、殆どの場合、お母さんやお祖母ちゃんが股関節脱臼だったなど、遺伝で脱臼しやすい要因をもっている子が、無理に足を伸ばした状態で固定されてしまったために起こると考えられています。 また、オムツとの関係も深くて、オムツが赤ちゃんの足の動きなどを制限することが原因だという考えもあります。 股関節脱臼の発症率が高かった1970年代は、オムツの形が赤ちゃんの動きを大きく制限するものでした。 それに対し、オムツがコンパクトになって動きやすくなっている現代は発症率が0.2%くらいまで抑えることが出来ているのです。...